黒田 ２１億 カープ

＊＊＊８年ぶりに黒田がカープに帰ってくる。＊＊＊

　ヤンキースからＦＡとなり、今後が注目されていた黒田博樹投手（３９）が、
８年ぶりに古巣である広島に復帰を決めたことがわかった。
　年俸は４億円とされている。

　広島への復帰はファンにとって喜ばしいことであるが、その決断が
「男気」があると話題になっている。


＊＊＊２つの「男気」＊＊＊

　広島復帰の決断が人々の心を動かした男気は、２つあると分析できる。

　１つめは、金額
　２つ目は、愛

＊＊＊２１億を蹴る男気＊＊＊

　メジャーではヤンキース・ドジャース・パドレスなど複数のチームが
争奪戦を繰り広げてきた。
　中でもパドレスは最大で年俸２１億６０００万円を用意し、ドジャースも
年俸１９億２０００万円+出来高を払うことを提示した。
　各球団が金額で本気度を示しラブコールを送っていた。

　対して、広島から提示された金額は４億円。

　金額だけを考えるなら、答えは自ずと決まってくる。
　２１億という破格のオファーで熱意を見せたパドレスや、家族の住むロスが
本拠地であるドジャースへの復帰も考えた。
　
　しかし、それでも彼が下した決断はお金の価値を超えるものだった。

　それが２つ目の男気である、広島への愛だ。


＊＊＊「恩返ししたい」という広島への愛で決断する男気＊＊＊

　まずは、メジャー移籍後の発言を紹介したい。

　「今の僕があるのはカープのおかげ。いずれは帰り、恩返ししたい気持ちはある。
日本に帰るならカープしかない。帰るならバリバリやっている時に帰りたい。」

　投手として第一線で活躍している時に広島に帰り、野球人生の集大成としたいとの
思いの強さが表れる発言だ。

　プレーする環境が激変するリスクも、金額の格差も受け入れ、最後は愛着のある
球団で投手として懸けることを選んだ。
　
　”黒田らしい決断”と評される決断は彼の人間性を表しているのだろう。


　ちなみに・・・

　２１億とはどれほどの価値か…
　同日２６日に記事になった２１億円を挙げてみたいと思います。
　

　・２３２カラットのダイヤモンドの原石　（南アフリカ）

　・梅田近くのオフィスビル　（大阪中心部）


　・・・なんかすごそうだけど・・・というお値段でした。

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